2011年03月31日

住宅ローンの支払いが苦しくなったときの対処方法

住宅ローンの支払いが苦しくなったときの対処方法



住宅ローンの支払いが苦しくなったときの対処方法について考えてみたい。


<<まずは、緊急でない場合(支払遅延などにすぐに至らない場合)>>

対策@ 住宅ローン金利を見直す(低い住宅ローン金利の銀行で住宅ローンを借り換える)

この住宅ローン金利の見直しは、借りている住宅ローンの金利と現在の実勢金利との間に大きな開きがある場合は有効であり、住宅ローンの支払い負担の軽減につながる。
逆に少しの開きしかない場合は、借り換えの手数料を考慮すると特にならない可能性がある。

対策A 家計を根本的に見直す。

本人が家計の見直しを行う場合、どうしても自分に甘くなってしまうことも考えられる。そのため、見直しが進まない場合は、ファイナンシャルプランナーなど外部の人間に見てもらうなどの対策も必要であろう。


<<次に緊急を要する場合(支払遅延などにすぐに至りそうな場合)>>

対策@ 住宅ローンを借りている銀行などの金融機関へ相談へ行き、住宅ローンの返済期間の延長や住宅ローンの一定期間における返済額の軽減を相談する

中小企業金融円滑化法によって住宅ローンの返済支援制度があることをご存知だろうか?

現在、平成23年3月までの時限措置ではあるが中小企業金融円滑化法による住宅ローン返済支援制度により、銀行は住宅ローンの返済相談を住宅ローン返済者から受けた場合、応じるように努めることと法律で定められている。
なので、今までは応じてもらえる可能性が低かった住宅ローンの返済期間の延長なども、この法律が適用される平成23年3月までの間であれば、ある程度応じてもらいやすくなっている。

支払遅延などにすぐに至りそうな場合は特にであるが・・・この住宅ローンの返済支援制度を利用して、住宅ローンを借りている金融機関へすぐに相談へ行くべきである。そして、住宅ローンの返済期間の延長や住宅ローンの一定期間における返済額の軽減を相談するのがよいだろう。

住宅ローンの支払いが苦しくなったとき、特に、支払遅延まで至ることが考えられる場合において、一番避けることは、支払い遅延により信用情報へのブラックリスト入りしてしまうことである。一度ブラックリスト入りしてしまうと、クレジットカードも何もお金を借りるものは一切使えなくなってしまう可能性が高い。

そのため、支払遅延を起こさないように、すぐにでも住宅ローンを借りている銀行に相談に行くべきである。

しかし、注意点もある。住宅ローンの返済期間の延長や、一定期間における返済額を軽減を受け入れてもらえたとしても、支払いを先延ばしにするに過ぎないことを考えておきたい。つまり、先延ばしにした分だけ金利をしっかり銀行に取られるため、支払総額がふえることとなる。その点を特に注意して銀行へ相談に行ったほうがよいだろう。
ラベル:住宅ローン
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2010年08月20日

固定金利型の住宅ローン『フラット35』 低金利で借りるためのポイント

固定金利型の住宅ローン『フラット35』 低金利で借りるためのポイント


@一般的なフラット35よりも、金利優遇措置がある『フラット35S』を活用する。

Aさらに、『フラット35S』には『フラット35S(20年金利引き下げタイプ)』というものもあり、この場合、当初10年間、年1%の金利引き下げに加えて、11年目以降から20年目までも年0.3%の金利優遇が受けられるため活用したい。

B『フラット35S』や『フラット35S(20年金利引き下げタイプ)』の必要要件である省エネルギー性などの基準を満たすことで、住宅版エコポイントの対象となる場合もあり、活用できる場合は金利メリットと加えて、お得になるので活用する。



フラット35とは住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して扱う最長35年の長期の固定金利型住宅ローンのことである。
通常のフラット35に加え、省エネ住宅や耐震住宅の基準をクリアした優良住宅の場合には、金利が優遇された『フラット35S』 適用することができ、さらに厳しい基準をクリアした場合には、『フラット35S』 よりもさらに金利が優遇された35S(20年金利引き下げタイプ)を適用することができる。

当初、金利の優遇措置は今年(2010年)の12月末までであったが、2011年度末(2012年3月末)るまで1年3ヵ月延長する方向性で国土交通省が検討している。
(2010年8月19日付 日本経済新聞夕刊)

平成22年8月現在、通常のフラット35の金利(返済期間21年以上35年以下)は2.48%前後であるが、優遇措置が受けられる『フラット35S』 の場合、通常の金利から当初10年間、年1.0%の金利引き下げの優遇を受けられる。

例えば35年ローンで通常のフラット35の金利が年2.48%であった場合、『フラット35S』 の場合、当初10年間は年1.48%11年目以降は年2.48%となる。
さらに、『フラット35S(20年金利引き下げタイプ)』の場合、当初10年間、年1%の金利引き下げに加えて、11年目以降から20年目までも年0.3%の金利優遇が受けられる。

大きなメリットがあるのは、35年の長期住宅ローンであっても、当初10年間だけであるが、例えば、3000万円を35年ローンで借りる場合であれば、300万円から400万円程金利支払いが少なくて済む計算になる。

さらに、省エネルギー性などの基準を満たした場合、それ自体が住宅版エコポイントの対象となる場合もあるので、金利+αとなる場合もあり、それを踏まえて、家の建築も検討したい。
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2010年05月18日

住宅ローンにおいて金利と同じくらい大切な意味を持つ返済期間

住宅ローンにおいて金利と同じくらい大切な意味を持つ返済期間


先日の記事において、住宅ローンにおいては、現状では、金利は高いものの、固定金利の住宅ローンを選んだほうが良いことを書いた。

【参考記事】住宅ローンの固定金利と変動金利、どちらを選ぶのが正解か?


このように金利にこだわることは重要なことであるが、同じくらい重要なことが他にもある。


金利も大切だけど返済期間ももっと大切

それは返済期間についてである。
住宅ローンを考えるときには月々の負担額(支払額)ばかりに目が行きがちであるが、住宅ローンの返済期間をしっかりと比較検討することで、金利にこだわること以上のメリットを得られる可能性があることもぜひ考えておきたい。

具体的に言うと、返済期間にこだわることで住宅ローンの返済総額(支払利息)が大幅に減る可能性があるということである。
具体的に計算をしてみながら考えてみたい。


住宅ローンの支払い期間を10年変えるだけで、車3台分節約できる!?

具体的に計算例を見ながら考えてみたい。
下記の数字は、全期間固定金利の住宅ローンで3,000万円を3.0%の金利で借りたと仮定し(ボーナス払いなしの毎月均等払い、経費等含まず)、返済期間のみを変えた毎月の返済額と総支払額(支払利息)を計算したものである。

10年…毎月の返済額 289,682円、総支払額 34,761,798円 (内支払利息 14,761,798円)
15年…毎月の返済額 207,174円、総支払額 37,291,320円 (内支払利息 17,291,320円)
20年…毎月の返済額 166,379円、総支払額 39,930,888円 (内支払利息 19,930,888円)
25年…毎月の返済額 142,263円、総支払額 42,678,858円 (内支払利息 12,678,858円)
30年…毎月の返済額 126,481円、総支払額 45,533,001円 (内支払利息 15,533,001円)
35年…毎月の返済額 115,455円、総支払額 48,490,768円 (内支払利息 18,490,768円)

金利は3.0%で全く変わっていないのに、返済期間を変えるだけで大きく総支払額や、特に支払利息が変わっているのに注目いただきたい。

住宅ローンで多くの人が選択する支払期間は35年かもしれないが、これを例えば10年短くして25年にするだけで、上記の例では580万円以上支払う利息を減らせることになる。
毎月の支払額は、26,808円ほど増えるが、これぐらいの増加分であれば節約することで、「何とかなるかもしれない」と思える額かもしれない。
このように住宅ローンを組む場合は、金利にこだわるだけではなく、返済期間にもこだわる必要がある。

こういったことから、住宅ローンを組む時には、返済期間を変えたパターンについてもいろいろと試算し、支払いが十分可能な範囲内で、返済期間を短く工夫することで、大きく支払利息を減らすことができるかもしれないことをわかっていただけたと思う。


節約できたお金は老後の生活に向けて蓄えていく

住宅ローンが長期間になればなるほど、老後の資金を貯める期間がどんどんと短くなっていく。住宅ローンは終了したものの、老後の生活資金がなかったということでは、本当に笑えないことになってしまう。そのようにならないためにも、節約できた利息分については、老後に使うお金としてためておく必要がある。このようにすることで、
老後お金を心配する必要を減らすことにもつながるだろう。


期間はできるだけ短くするが、余裕を持って支払える額の範囲内に止めておくことは重要

このように、住宅ローンの返済期間を短くすることの効果を述べてきたが、短くすればするほど、月々の負担は増えてしまう。毎月の負担を上げ過ぎて支払いができなくなることは、本末転倒である。よく検討し、無理をすることなく、十分支払える額の範囲内に止めておくことは重要だ。

そのようなことを考えると、自分の年収に対して高めの住宅ローンを組むことは、家計リスク上高いリスクがあると言えるし、支払利息などの面で無駄が多いことも感じていただけると思う。
posted by ieljt at 00:00| Comment(0) | 住宅ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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